バレーはシーズン打ち切り 堺、JTの優勝確定

[ 2011年3月14日 19:00 ]

 日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)は14日、東京都内で理事会を開き、東日本大震災の影響で今季のプレミアリーグと、下部のチャレンジリーグの残り試合を中止することを決めた。同機構によると、日本リーグ時代を含めてシーズン打ち切りは初めて。

 プレミアはレギュラーリーグの残り試合と上位4チームによる決勝ラウンドを行わず、6日までの成績を最終結果とする。男子は19勝5敗の堺が5季ぶり4度目の優勝を果たし、女子は20勝6敗のJTが初制覇となった。4月に予定したプレミアとチャレンジとの入れ替え戦も実施しない。

 Vリーグ機構の木村憲治会長は「女子のパイオニアのように体育館が破損して練習できないチームもある。計画停電が実施される中で電気をつけ、試合をするべきではないと判断した」と説明した。

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2011年3月14日のニュース