女子団体追い抜き 五輪の再現はならず

[ 2011年3月14日 00:51 ]

女子団体追い抜き

 女子団体追い抜きはカナダが制し、石野枝里子(日本電産サンキョー)穂積雅子(ダイチ)高木美帆(北海道・帯広南商高)が組んだ日本は4位。

 バンクーバー冬季五輪で銀メダルを獲得した女子団体追い抜きの日本は力負け。昨年の快挙に貢献した穂積は6周のうち3周を先頭で引っ張る奮闘を見せたが「表彰台に上がりたかった。上とはタイム差がある。個々のレベルを上げていかないと」と反省した。

 長距離の穂積、石野に16歳の高木という初めての編成だった。約2カ月の海外遠征が終了した高木は「地震がなければ解放感もあるが、ちょっと複雑な気分」と視線を落とした。

 ▽高木美帆の話 自分だけ遅れるんじゃないかと不安があった。一応の仕事はできたが、もっとレベルを上げたい。

 ▽穂積雅子の話 4位だが、タイム差を考えるとまだまだ。個人種目で表彰台に上がるような選手になって、団体も戦いたい。

 ▽石野枝里子の話 自分が足を引っ張ったと思う。目に見える結果がほしかった。もっと強くなりたい。(共同)

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2011年3月14日のニュース