為末大が募金呼びかけ 競技の壁超えアスリート団結

[ 2011年3月13日 17:42 ]

 陸上男子400メートル障害の為末大(32)がツイッターや自身のサイトを利用し、プロ、アマ問わずアスリートへインターネットでの募金を呼びかけている。

 為末はファンドレイジング・サイト「Just Giving Japan」でチームチャレンジ「TEAM JAPAN」の代表としてページを立ち上げている。「アスリートの皆さんもそれから日本人の一人である皆さんも力を合わせて支援の輪を広げましょう。日本を一つに!」として、自身がまず10万円を寄付。競泳の萩原智子やビーチバレーの浦田聖子など競技の壁を越えて続々と募金が寄せられ、すでに目標の100万円を突破。さらに募金額は増え続けている。

 為末は立ち上げの経緯を自身のブログで説明。「自分自身がサンディエゴにいて日本に何もできない事をもどかしい思いでいます」と苦しい胸のうちを明かした上で、「私たちが現場にできる事は遠方からの支援しかありません。個人で物資を送る事も混乱を生むとの情報から、現状では寄付行為が一番役に立ちます」と理由を述べた。

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2011年3月13日のニュース