封印解く…宮里藍“秘密兵器”7W投入へ

[ 2011年3月8日 06:00 ]

 女子ゴルフの宮里藍(25=サントリー)が200ヤード近い長いパー3対策として、プロ転向後初めて7Wを使用することが分かった。契約を結ぶブリヂストンスポーツ社製の新クラブは、ここまでの日米3試合では“封印”しており、米本土でのトーナメントで投入することになる。

 7Wはアマチュア時代の短い期間に使っただけ。オフの間にテストした新7Wについて「コースによって使い分けることになる。ボールを止めたい場面で使うでしょう」と説明した。飛距離は190ヤード。昨年まで200ヤード近いパー3では3Uを使っていたが「弾道が低くランが出ていた」。今年は7Wで高さを出し、グリーンに柔らかく落とすのが狙いだ。7月の全米女子オープンでの“秘密兵器”として考えており、それまでに精度を高めていく計画だ。

 また、メジャー初戦となるクラフトナビスコ選手権の“前線基地”にもメドが立った。同大会はこれまでホテル生活だったが、両親と一軒家で過ごすことでコース外でのストレスを軽減させるのが狙いだ。今週末には沖縄を離れ、24日からの起亜クラシックに備える。

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2011年3月8日のニュース