特別調査委 関取衆から聞き取り継続

[ 2011年2月11日 18:46 ]

特別調査委員会の聞き取り調査が行われている東京都内のホテルに入る力士

 日本相撲協会で八百長問題の実態解明を進める特別調査委員会(座長=伊藤滋・早大特命教授)は11日、関取衆らへの聞き取り調査を継続し、大関日馬富士や幕内安美錦と面接した。

 特別調査委は昨年初場所以降に十両以上を経験した者と面談しており、現在幕下の玉飛鳥や琉鵬からも聞き取りを行った。12日に終了予定。八百長メールなどから名前の挙がった十両千代白鵬ら14人の2回目以降の聞き取り調査も並行して実施しており、14日午前の会合で報告をまとめる。

 相撲協会は14日午後に臨時理事会を開いて特別調査委の報告を受け、対応を協議。放駒理事長(元大関魁傑)は内容次第では関与認定者に処分を下す可能性を示唆している。

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2011年2月11日のニュース