2シーズンぶりVへ、ウッズ12位に浮上

[ 2011年1月30日 06:00 ]

第2ラウンド、17番でパーパットを沈め、ガッツポーズするタイガー・ウッズ

 米男子ゴルフツアーのファーマーズ・インシュアランス・オープンは28日、米カリフォルニア州ラホヤのトーリーパインズGC(パー72)で第2ラウンドを行い、22位から出たタイガー・ウッズ(35=米国)は6バーディー、3ボギーの69で回り、通算6アンダーで12位に浮上した。5位発進の今田竜二(34=フリー)は81と大崩れし通算4オーバーの120位、丸山茂樹(41=セガサミーホールディングス)も通算9オーバーの150位でともに予選落ちした。66で回ったビル・ハース(28=米国)が通算11アンダーで首位に立った。

 ウッズが調子の波を修正しながらのラウンドで12位に浮上した。3番パー3で第1打を1メートルにつけてバーディーを奪うと、6番まで4連続バーディー。しかし、中盤は3ボギーと突如、乱れた。それでも、16番パー3で惜しくもホールインワンを逃すスーパーショットを見せると、572ヤードの最終18番パー5では見事、2オンに成功。終盤で2バーディーを奪い返し「途中で乱れたが、取り戻すことができた」と振り返った。

 スイング改造中とあって「調整してもうまくいかなかった」と苦戦の理由を語った。それでも、2日間のドライバーの平均飛距離は307・8ヤード。全体で8位と十分に振れており、復活の兆しは見えている。08年の全米オープンで左膝痛に苦しみながらもプレーオフの末に優勝するなど通算7勝と相性の良いコース。「ショットを修正していく」と2シーズンぶりの優勝を見据えた。

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2011年1月30日のニュース