愛、佳純らが8強入り ジュニア女子単は三宅が初V

[ 2011年1月21日 16:46 ]

 卓球の全日本選手権第4日は21日、東京体育館で行われ、女子シングルスで初優勝を狙う福原愛(ANA)と石川佳純(ミキハウスJSC)が過去5度優勝の平野早矢香(ミキハウス)とともに5回戦、6回戦を勝ち、ベスト8入りした。

 混合ダブルス決勝は瀬山辰男、坂本夕佳組(中大)が2連覇を狙った石川と松平健太(早大)のペアを3―0で破り、初優勝を飾った。

 男子シングルスは史上初の5連覇を目指す水谷隼(明大)が初戦の4回戦を4―1で快勝。広州アジア大会代表の松平や丹羽孝希(青森山田高)も5回戦に進んだ。水谷は岸川聖也(スヴェンソン)とペアで5連覇が懸かる男子ダブルスは準々決勝に進出した。

 ジュニアの部は男子シングルスで丹羽が2連覇し、女子シングルスで三宅菜津美(岡山・就実高)が初優勝した。

 ▼瀬山辰男の話 楽しんでやろうと話していた。相手が誰でも勝つつもりだったし、思い通りの試合ができた。来年も優勝を目指したい。

 ▼坂本夕佳の話 昨日シングルスで(小学4年生の平野美宇に)負けて悔しくて、ニュースも見なかった。きょう優勝して、今はやってやったぞという感じです。

 ▼丹羽孝希の話 (ジュニアの部は)2連覇を狙っていたので達成できてうれしい。決勝は同じ青森山田高同士だったけど、知り尽くしているのでやりやすかった。

 ▼三宅菜津美の話 初めて優勝できてうれしい。格上の選手には負けて当然と思って戦った。持ち味のサーブからの攻撃力を発揮できた。

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2011年1月21日のニュース