白鵬１敗キープ…日馬のつきひざで“ガッチリ”

＜初場所１２日目＞白鵬が日馬富士（左）をつきひざで破り１敗をキープする　

大相撲初場所１２日目

（1月20日 東京・両国国技館）
　白鵬は日馬富士の「つきひざ」により１敗をキープした。

　前日は稀勢の里に敗戦。「きのうは気持ちが空回りした。気迫を出し過ぎた」とあって「多少抑えていきました」と平常心で攻め、最後はたぐられた左手をはらって日馬富士のバランスを崩した。稀勢の里の所属する鳴戸部屋に「（来場所前に）泊まりに行こうかな」と明るく話すなど、ショックは引きずっていない様子。６連覇に向けては「まだまだ」と気を引き締めた。

　▼日馬富士　横綱・白鵬と離れて戦う狙い通りの展開も、つきひざで敗れた。「足がついてこなかった。もったいない？負けは負け」と顔を紅潮させて悔しがった。