クルム伊達、全豪へ実戦練習

[ 2011年1月16日 06:00 ]

全豪オープンテニス

(1月15日 豪・メルボルン)
 テニス4大大会第1戦のシングルス予選が15日、メルボルンで行われ、女子2回戦で奈良くるみ(大産大)はニュージーランド選手に4―6、6―1、6―3で逆転勝ちした。本戦進出が懸かる3回戦では、アランツァ・ルス(オランダ)と対戦する。瀬間詠里花(ピーチジョン)は台湾選手に敗れ、土居美咲(ミキハウス)は最終セット途中で棄権した。男子の杉田祐一(三菱電機)は、2回戦でチェコ選手に敗れた。

 女子シングルスのクルム伊達公子(エステティックTBC)は開幕を2日後に控え、会場のコートで約1時間、実戦形式で練習を行った。「1歩目が遅い」と気合を入れる場面もあり、緊張感が高まってきたようだ。1回戦は第12シードのアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)と戦う。「やりづらい。私と同じように相手の力を利用して、左右に揺さぶってくる。早く試合の流れをつかめるかどうか」とポイントを挙げた。

 ◆フェレール優勝 男子テニスのハイネケン・オープンは15日、ニュージーランドのオークランドで行われ、シングルス決勝は第1シードのダビド・フェレール(スペイン)が第6シードのダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)を6―3、6―2で下し、ツアー通算10勝目を挙げた。

 ◆グロート優勝 女子テニスのモーリーラ・ホバート国際は15日、オーストラリアのホバートで行われ、シングルス決勝は第6シードのジャーミラ・グロート(オーストラリア)が6―4、6―3でベサニー・マテックサンズ(米国)を下し、ツアー通算2勝目を挙げた。

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2011年1月16日のニュース