森田と奈良が2回戦へ、クルム伊達は初戦敗退

[ 2010年6月23日 07:18 ]

 テニスのウィンブルドン選手権第2日は22日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子シングルス1回戦で森田あゆみ(キヤノン)と初出場の奈良くるみ(大産大)が四大大会初勝利を挙げて2回戦に進み、39歳のクルム伊達公子(エステティックTBC)は14年ぶりの初戦突破はならなかった。

 森田は9度目の四大大会本戦でタマリネ・タナスガーン(タイ)を7―5、6―1で下した。奈良はマリアナ・デュケ・マリーノ(コロンビア)を6―4、6―2で破ったが、39歳のクルム伊達は第31シードのアレクサンドラ・ドゥルゲル(ルーマニア)に2―6、7―6、1―6で敗れた。

 男子シングルス1回戦は第4シードのアンディ・マリー(英国)らが順当に勝った。

 ▼クルム伊達公子の話 ポイントが取りきれないのは試合から離れていたためだと思う。(右脚痛で)この2カ月トレーニングが十分にできなくて、フィジカル面で足りない部分があった。

 ▼森田あゆみの話 四大大会の初勝利まで長かったのでうれしい。全仏(オープン)で負けた後は気持ちがどん底で、競技から離れようと思ったこともあった。次も思い切って自分のテニスをしたい。

 ▼奈良くるみの話 内容には納得のいかないところもあるが、勝てたのはうれしいし、自信になった。次の李娜選手(中国)は世界のトップだが、勝ちにいきたい。(共同)

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2010年6月23日のニュース