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金メダルへ追い風!本番コースは“愛子向き”

<バンクーバー五輪・モーグル>雪不足の中、準備が進むサイプレスマウンテンのモーグル会場
<バンクーバー五輪・モーグル>雪不足の中、準備が進むサイプレスマウンテンのモーグル会場
Photo By スポニチ

 フリースタイルスキー女子モーグル代表の上村愛子(30=北野建設)に、金メダルへの追い風が吹いてきた。フリースタイルスキーの高野弥寸志ヘッドコーチ(47)が6日、会場となるバンクーバー・サイプレスマウンテンを視察し、上村向きのコースであることを確認。4度目の五輪となる13日(日本時間14日)の本番では、上村が2冠を達成した昨年3月の世界選手権猪苗代大会の再現を狙う。

 約40分間をかけて本番コースの視察を終えた高野ヘッドは、あからさまに笑みを浮かべていた。周囲は山肌が見え、エア台はまだ骨組みが丸出し。リフトもまだ設置されていない。ヘリコプターが絶え間なく雪を運搬するなど、コースはまさに“突貫工事”の状態だったが、高野ヘッドには十分過ぎる収穫があった。

 「前回(昨年2月のW杯)はコブが広くて浅かった。今回のコブは三角のおにぎりを置いた、コブがとがった状態。コブの間隔も近い。テクニカルなコースで日本人にいいね」

 開催国のライバル、カナダのジュニアチームのコーチがコース設定に携わっているとされるが、コース設定を見る限りでは日本勢にとって、むしろプラス材料の方が多かった。

 コースだけでなく、雪質やナイター開催という面では、特に上村にプラスとなりそうだ。「雪質は春のざらめ状で猪苗代に似ている」。猪苗代といえば、09年3月の世界選手権で上村が2冠を獲得した思い出の地。雪の感触も、もちろん上村の記憶に刻まれている。さらに高野ヘッドは「夜になれば締まる。軟らかいよりもいい」とスピード勝負を得意とする上村が有利であることも付け加えた。今年1月9日のW杯カルガリー大会で2位となった上村だが、決勝ではメンバー中最速タイムをマーク。夜に固く引き締まったバーンは願ってもない絶好の条件だ。

 この日、上村らは選手村で軽めの調整を行い、疲労回復を優先した。視察に足を運べなかった選手たちのため、新井まゆみコーチ(30)がコースなどを写真撮影。8日の公式練習までのイメージづくりに使用する。すでに13日(日本時間14日)本番のナイター決勝(18時半から)に合わせ、夜型調整にも着手。あとは相性バッチリの本番コースで、上村が鮮やかに滑り降りるだけだ。

<上村の利点>

(1)コブの高さがある。

(2)コブの間隔が近い。

(3)雪質が猪苗代に似ている。

(4)夜になると雪が固く締まる。 競技日程  代表選手  【アンケート】金メダルの数は?

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年02月08日 ]

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