遼くん初の冠番組!まずはアノ2人とラウンド&対談!!

[ 2010年2月4日 06:00 ]

09年5月、叙々苑カップで歌手の五木ひろし(右)にアドバイスする石川(中央)。左は芹沢名人

 男子ゴルフの石川遼(18=パナソニック)がホスト役を務める冠番組が、放映されることになった。4月から毎週日曜日にテレビ東京系で1年間の長期にわたり放送されるもので、制作はスポニチクリエイツ。毎月、各界の著名人をゲストに招いてラウンドとトークを行い、ゴルフの魅力を全国のお茶の間に届けることになる。

 石川が18歳にして早くも自身の番組を持つことが決まった。ゴルファーとしては過去にはジャンボ尾崎や岡本綾子らが十分なキャリアを積んでからレッスン番組のメーンに起用されたことはあったが、10代にしてホスト役を務めるのは異例。ゴルフで規格外の存在と進化を見せる昨季の賞金王が、映像を通じて新たな挑戦をすることになった。
 番組はテレビ東京系で4月から毎週日曜夜11時30分から30分間、1年間の予定で放映される。内容は毎月、各界一流の著名人2人をゲストに招いて、ラウンドと対談を行うもの。また、視聴者向けのワンポイントレッスンなどのコーナーもあるという。4月はタレントのビートたけしと所ジョージをゲストに迎えることが決定。お笑いで頂点を極めただけでなくマルチな才能を見せる2人を、石川がラウンド中にどのようにもてなし、対談ではいかに面白い話題を引き出すのか注目を集めそうだ。また、5月には石川同様、10代から第一線で活躍し続ける中央競馬の武豊騎手をゲストに招くことも決まっている。
 石川にとってはツアーの合間を縫っての番組作りとなるが、今回、発案したという父・勝美氏(53)は「ゴルフは社交の場。さまざまな世界で活躍した方々とラウンドしながら、いろいろなことが吸収できる。人間的にも成長できる機会になる」と石川自身の人生の糧になることを期待。また、「遼を見たいという人だけでなく、各界の方々を見たいと思って番組を見る人もいるはず。ゴルフファンの拡大になればうれしいですね」とゴルファーの底辺拡大につながることも願った。
 番組の企画を聞いた石川も「いいね。ぜひやりたい」と趣旨に賛同したという。プレーでゴルフ界を引っ張ってきた18歳が、今度は自身のキャラクターも前面に出して、ゴルフ界のさらなる発展に一役買う。

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2010年2月4日のニュース