“天敵”内館さんがコメント発表「ベストの選択」

[ 2010年2月4日 19:50 ]

 引退表明した朝青龍関が問題行動を起こした時に苦言を呈してきた前横綱審議委員の脚本家内館牧子さんは4日、自筆で以下のコメントを発表した。

 朝青龍が自ら引退したことはベストの選択だったと思います。「出処進退は自ら決める」というのは角界の美意識でもありますし、横綱たる者がいかなる処分でも勧告されて従うのは恥ずかしいことです。「天敵」と呼ばれた私ですが、この選択に安堵しております。今後、日本であれ他の外国であれ、どこかで何かの仕事をなさるでしょうが、その際、その国とその業界、及びその仕事に対し、敬意を払うことを忘れないでほしいと思います。朝青龍は日本に、角界に、そして相撲という仕事に、敬意が欠けていた。それを持てば、彼のよさがもっとあらわれ、そして評価されると考えています。(原文のまま)

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2010年2月4日のニュース