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ヤマハ大量流失も…来季から「プロ契約」廃止

 ラグビー・トップリーグのヤマハ発動機が来季から「プロ契約」を廃止する方針であることが14日、明らかになった。16日にも発表される。同社は10月26日に経営不振の責任を取って梶川前社長が退任し、戸上社長が就任。業績回復を目指す上でラグビー部の活動が見直された形で、日本代表SH矢富勇毅(24)やFB五郎丸歩(23)ら主力選手が大量流失する可能性が高くなった。

 プロ契約選手は矢富、五郎丸を始め、日本代表経験を持つプロップ山村亮(28)、副将のSO大田尾竜彦(27)、元ニュージーランド(NZ)代表主将のフランカー、ルーベン・ソーン(34)ら全42選手中17人。会社側は日本人8選手=日本人出場枠のWTB徐吉嶺(24)含む=には、通常勤務も行う「社員契約」への移行で残留の道を探るとみられるが、外国籍選手は全員退団が濃厚。NZ人のケビン・シューラー監督(42)ら外国籍スタッフも今季限りでの退任が決定的と、大幅な戦力ダウンは避けられない。

 日本人プロ選手には他のチームが興味を示す可能性も高く、11年W杯NZ大会も見据えて移籍へ気持ちが傾くと予想される。日本IBMやセコムなど下部リーグに陥落したチームが活動を縮小する例はあったが、プレーオフ進出の可能性もある強豪の、しかもシーズン中の活動縮小決定は異例。日本ラグビー界に与える影響も大きそうだ。

 ▽ヤマハ発動機ラグビー部 1982年3月に結成された同好会が、84年4月に部へ昇格。静岡県2部リーグからスタート。94年に全国社会人大会初出場。97年11月に関西社会人Aリーグ昇格を決める。02年に同リーグ初優勝を果たし、トップリーグには初年度の03年から参戦。最高成績は04年度の2位。マイクロソフト杯は04年度の準優勝、日本選手権は06年などのベスト4が最高。

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