山川あずさの美しく生きよう

引き寄せの法則について

春の訪れを感じさせる風景がそこここにあります。そんな景色を見かけるたびに心地よさや心の広がりを味わっています。そうすると穏やかな状況が人生の中にたくさん創られて行くのです。
Photo By スポニチ

 瞑想することで得られる感覚は、本来新たに「得る」ものではなくもともとそうであった感覚を思い出すだけです。

 日常の生活の中で私たちは、いつでも二極的なできごとの中で揺れています。うまくいったりいかなかったり、大切なものを得たり失ったり、好きだったり嫌いだったり、幸せだったりそうでなかったり。二極性というのがこの目に見えている人生の世界の法則なのです。

 思考は、いつでも思い通りになったら喜び、思い通りにならないと焦り、不安になり苛立ちます。いわば一喜一憂し続けているのです。二極なので、うまく行くことは半分の確率であり、またうまく行くことが3回続く確率は、100の半分の50のさらに半分の25のそのまたさらに半分のたった12.5%しかありません。目に見える世界で何か物事をうまくいかせ続けることがいかに難しいことなのかがわかります。

 そこにこそ人間の苦しみがあるのです。

 「人生で起きることの半分はうまくいかないことでできている」ということなのです。そんな宇宙の法則の中で幸せを得続けることは不可能なのです。これが仏陀の教 えにもある「四苦八苦」の世界なのです。

 ブッダは、この四苦八苦に満ちた目に見える現実世界で幸せを得ようとして、逆に苦しみ続ける人生を抜け出す方法を示しました。それが本来の仏教の教えです。

 禅では、本質の感覚をただ思い出すだけで、私たちは十分幸せ感を味わうことができると教えています。

 事実、瞑想をすると至福感や満たされた感覚がじわっと感じられてとても穏や かな気持ちに満たされます。さらに落ち着いた感覚は、脳内に幸せホルモンを産生し、さらに体温を上げ、免疫力をUPさせることもわかっています。

 私が瞑想を本格的に始めたのは20年ほど前です。実際に心は驚くほど穏やかになりましたし、それだけではなく生活の中でなんだかうまく行くことがたくさん増えてしまうという副産物も得ることとなりました。

 世の中にまだ「引き寄せの法則」という言葉がなかった時代でしたけど、私は実際の人生の中で、引き寄せの法則について多くの経験がありました。

 引き寄せたいと思ってやったわけではありませんでしたが、実際に人生の中で多くのことを引き寄せ始めたのです。

 これは、心の中で至福感を「じわ〜っ」と味わったり「十分満たされているなぁ」という感覚を日々味わう時間がぐっと増えて、その結果、十分満足できるような出来事を現実的な生活の中で、たくさん引き寄せることが自然に起きたのだと後から理解しました。

 実際にどんな感じで引き寄せるかといえば、こんなアンティークデスクが欲しいなぁ…と思っていたら近所の方が粗大ゴミで捨てようと思っているから持っていってください。と言われたり、人気アーティストのチケット運がやたらと良かったり、ここに行きたいなぁと思った場所に行けるようになったり、日々起こり続けているのです。

 コツは、内側に広がる心地よさの感覚をただただじんわりと日々味わうだけなのです。瞑想は、何かを引き寄せるためのものでは決してありません。引き寄せようとして瞑想をしてもうまく行きません。その辺の詳しいことはまた次回、お伝えしようと思います。

[ 2017年3月7日 05:30 ]

Webtools & Bookmarks

バックナンバー

スポニチwikiランキング

      【楽天】オススメアイテム
      クイックアクセス
      スペシャルコンテンツ