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【北海道大学】総合博物館がリニューアル後の入館者10万人達成

[ 2016年12月2日 05:30 ]

中川館長(左)とリニューアルオープン後入館者10万人目となった学生
Photo By 提供写真

 北海道大学総合博物館では、リニューアルオープン後3カ月半となる11月16日にリニューアル後の入館者数が10万人を達成し、記念セレモニーを行った。

 1999年4月に開館した総合博物館は、所蔵する140年前の札幌農学校時代から収集・保存・研究されてきた400万点を超す貴重な学術標本・資料の一部を一般公開している。耐震改修工事に伴い約1年4カ月休館していたが、学内全12学部の教育・研究を紹介する展示や標本に触れる体験型展示などを新設、さらにカフェや多目的スペースを併設して、これまで以上に親しまれる場所を目指し、7月26日にリニューアルオープンした。

 近年の年間入館者数は約10万人で、開館15周年となる14年7月には、累計入館者数100万人を達成している。これは、全国の大学博物館ではトップクラス。

 10万人目の入館者は、博物館内のカフェでの昼食も兼ねて友人と来館した北海道大学経済学部の学生。中川光弘館長からリニューアルオープン後入館者10万人目の証明書と、博物館が設置されている1929年竣工の理学部本館建物から耐震改修工事で剥がされた歴史の趣ある外壁タイルを使用した記念品、ミュージアムグッズを贈呈した。記念すべき10万人目となった学生は、「体験型の展示が増えた。学部紹介展示を見て、高校生の頃に見学していたら進路選択にとても役立てられたと思う」と館内を見学した感想を話してくださった。

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