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【北海道情報大学】産学官連携「フードサミット2016 in 北海道」開催

[ 2016年11月18日 05:30 ]

 高齢化に伴う生活習慣病など慢性的な疾患に関連した課題について先進的な取り組みや構想について、栄養、街づくり、情報技術、健康産業の分野で活躍する研究者や専門家が紹介する「フードサミット2016 in 北海道」を11月30日に北海道情報大学で開催する。

 我が国の平均寿命は男性女性とも80歳を超え、世界一の長寿国となっている。高齢化に伴い、糖尿病などの生活習慣病、身体的活動の低下に直接つながる骨粗鬆(しょう)症、あるいは認知症などが著しく増加し、健康寿命延伸の大きな妨げとなっている。これらの疾患にかかる医療費や介護費用は国の財政を圧迫し、また家族や同居者への身体的かつ精神的な負担になるなど深刻な社会問題となっている。北海道情報大学は、これまで北海道、江別市と連携し、食を基盤にした健康作りを推進し、食の臨床試験「江別モデル」の構築、健康カード事業などを実施してきた。

 本フォーラムの目的は、高齢化に伴う生活習慣病など慢性的な疾患に関連した健康の課題について地域全体で情報を共有し、より良い社会基盤を構築することである。そのために必要な先進的な取り組みや構想について、栄養、街づくり、情報技術、健康産業の分野で活躍する研究者や専門家に紹介していただく。

 この産学官連携による「食と健康と情報」のフォーラムの開催を契機に、地域住民の健康が約束される仕組みが構築され、将来この地域にとどまらずグローバルに展開することができるモデルづくりに結び付くことを期待している。

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