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【神田外語大学】学生と卒業生が韓国映画「愛を歌う花」の字幕翻訳担当

[ 2016年11月17日 05:30 ]

愛を歌う花のポスター
Photo By 提供写真

 神田外語大学(千葉市美浜区/学長酒井邦弥)アジア言語学科韓国語専攻の学生と卒業生はこのたび、同大の本田恵子講師による監修のもと、韓国映画「愛を歌う花」(配給クロックワークス)の字幕翻訳を行った。

 来年、日本での劇場公開(1月7日)に先駆け、12月7日に同大にて上映会を開催する。当日は、同大の豊島悠果准教授(アジア言語学科・韓国語専攻)による、映画の時代背景やテーマとなる妓生に関する解説も行われる。

 同作品は、韓国を代表する女優と評されるハン・ヒョジュ、チョン・ウヒがそれぞれ朝鮮最後の妓生を演じ、民衆の心を癒す歌、「朝鮮の心」を巡り悲劇的な運命をたどる作品で、韓国でも高い評価を得ている。日本では2017年1月からロードショー予定で、その日本語字幕制作に同大学の学生が携わった。

 この企画は、韓国映画の字幕翻訳家として活躍する本田講師の「学生に日頃の学習成果を実践する場を提供したい」という思いに応える形で、株式会社クロックワークスの協力のもと実現した。

 今回携わったのは、有志で集まったアジア言語学科韓国語専攻の学生と卒業生、合計25人。字幕は同大コンピューター室にある字幕制作ソフトを使用。同大では映画などの字幕翻訳に関する講義を行っており、その際に学んだルールや訳出の仕方に注意しながら、字幕の初稿を完成させた。

 同大の学生たちは昨年にも、韓国映画「探偵なふたり」の字幕の初稿作りを経験しており、今回で2回目の取り組みとなる。

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