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【芝浦工業大学】日本初、上屋が膜素材のスキー場リフトターミナル開発

[ 2016年11月16日 05:30 ]

「コクーン」製品イメージ
Photo By 提供写真

 芝浦工業大学(東京都港区/学長村上雅人)デザイン工学科の谷口大造教授と横山太郎特任准教授らは、安全索道株式会社(滋賀県守山市/代表取締役社長西川正樹)と共同で、上屋が膜素材でできたスキー場リフトのターミナルを新たにデザインし、このたび「コクーン(Cocoon)」として製品化が決定した。

 膜素材をターミナルの上屋として使用することは、日本で例がないものの(同大学調べ)、雪かきなどの手間がいらず素材自体も従来の鉄製より高耐久で、膜の透過性を生かした光演出も可能といった画期的な性能を持つ。今回基本計画からデザインの改良を重ね、価格面でも従来品より安価にすることができたため、製品化が決まった。

 現在、スキー場への設置に向けて、営業を行っている。

 ◆膜素材:ガラス繊維に四フッ化エチレン樹脂をコーティングしたものなど、耐久性や防汚性に加え難燃性にも優れている

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