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【大阪工業大学】梅田Cを災害時警察拠点に、大阪府警曽根崎署と協定

[ 2016年11月9日 05:30 ]

協定調印後、握手を交わす久禮理事長(左)と木山署長

 「世界津波の日」の11月5日、大阪工業大学(学長:西村泰志)を設置する常翔学園(理事長:久禮哲郎)と大阪府警曽根崎署(署長:木山繁)は災害時の施設利用に関する協定を締結した。同署が被災した場合、来年4月に開設する同大梅田キャンパス(大阪市北区茶屋町)の施設を同署臨時拠点として一時貸与する。

 協定内容は南海トラフを震源とする海溝型地震や台風、局地的豪雨による梅田周辺の冠水などの災害発生により同署が被災し、警察機能に支障が生じた際に、梅田キャンパス「OIT梅田タワー」の施設(教室の一部、駐車場)を警察署臨時拠点の施設として一時貸与するというもの。

 同署は巨大地震などの大規模災害に備え、各種災害対策を進めており、大阪府警で初となる大学との協定締結に至った。

 OIT梅田タワーは、地上125メートル、22階建ての高層キャンパス。制震装置や最新のエコ技術が導入され、災害時には最大750人を5日間受け入れることができる。

 同大学はイノベーションを創出できる人材育成を目的とした新学部「ロボティクス&デザイン工学部」を梅田キャンパスに開設する。梅田の地を生かした産業界や海外有名大学との連携のもと、これまでにない教育研究活動を展開する。

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