×

大学Information

【近畿大学】留萌市と包括連携協定、寒冷地域での地方創生に貢献

[ 2016年10月9日 05:30 ]

握手する塩崎均・近畿大学学長(左)と高橋定敏・留萌市長
Photo By 提供写真

 近畿大学(大阪府東大阪市)と北海道留萌市は7日、包括連携協定を締結し東大阪キャンパスで調印式を行った。また、協定締結を記念して研究成果であるバイオリサイクル燃料「バイオコークス」を燃料にした「るもい産ホタテ焼き」の実演販売などのイベントも同日開催した。

 同大学は、石炭に代わるバイオリサイクル燃料「バイオコークス」を開発し、北海道恵庭市に研究所を置いて、国内外の行政、企業と連携して実用化を推進している。

 留萌市とは15年から、バイオコークスを活用した農業用バイオマスボイラーの運用やポリエステル繊維培地を用いた花きや果樹の栽培など、積雪寒冷地域での高付加価値作物の栽培試験に共同で取り組んできた。包括連携協定の締結によってさらに連携を密接にし、地域、産業の振興や人材の育成を図る。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る