【千葉商科大学】人間社会学部が「医療・福祉経営人財養成プログラム」開講

　千葉商科大学（学長：島田晴雄）人間社会学部（学部長：朝比奈剛）では、２０１６年度秋学期より、社会人を対象とした「医療・福祉経営人財養成プログラム」を開講する。ケアマネジメントの知識や、医療・福祉事業を取り囲む環境の理解、事業立ち上げのノウハウ、簿記・会計などを体系的に学ぶもので、医療・福祉実務の専門家から管理者へのキャリアアップをめざす方、当該分野への進出を考える企業関係者などを対象としている。

　少子高齢社会における医療・福祉関連事業の人財ニーズが高まる中、その重点は介護等の専門家育成に置かれており、事業経営者育成の観点からの対応はまだ不十分と言える。しかし、これからの医療・福祉関連施設では、実務に従事する職員の処遇や職場環境の改善に取り組み、また、この分野に特化したビジネスや会計の知識で、安定的なサービスの提供と施設の経営を担う人財が不可欠である。

　人間社会学部はこの社会の要請に応え、医療・福祉関連事業者の育成に取り組んでいるが、このたび、学部生以外にも実務的な経営者教育を実施することになった。

　同プログラムは、学校教育法に基づく「履修証明プログラム」にも対応し、連続する２年以内に同プログラムが定める全６科目を修得した者には、学修の実績を証明する「履修証明書」を交付する。履修証明書の取得は、履歴書やジョブカードに記載することが可能。