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【関西外国語大学】エルサレム・ヘブライ大学と包括協定を締結

[ 2016年8月9日 05:30 ]

協定調印後、Cohen学長(右から2人目)と握手する谷本学長
Photo By 提供写真

 関西外国語大学(大阪府枚方市)は、協定校であるイスラエルのエルサレム・ヘブライ大学と新たな包括協定を締結した。この協定は、学生の交換だけでなく、インターンシップ制度の活用や研究・教育に関わる交流など包括的な取り組みが可能となる、幅広い内容を盛り込んでいる。

 6月5日、関西外国語大学の谷本義高学長がヘブライ大学を表敬訪問し、Asher Cohen学長、Dror Wahrman人文学部長と会談、包括協定を締結した。協定の調印には、Nissim Otmazginアジア学科長、Jane Turner インターナショナルオフィス長も同席。両大学の教育プログラムや国際交流に関して意見交換し、両大学が国際交流を通して充実・発展することで合意した。

 ヘブライ大学はイスラエルの国立大学で、1925年に設立。ノーベル物理学賞を受賞したアインシュタインが支援したことでも知られており、2015年世界学術ランキング67位の、世界でも有数の研究・教育機関。

 両大学は昨年、学生の交換協定を締結し、2016年春学期に留学生別科に2人の学生を受け入れている。関西外国語大学からの学生派遣は実現していないが、今回の訪問で谷本学長自身が同大学の教育内容や学内の生活環境、大学周辺(エルサレム地区)の治安などを視察・確認した。

 また、同大学訪問前の6月3日にはテルアビブにある在イスラエル日本大使館を訪問し、冨田浩司・特命全権大使と情報交換を行った。冨田大使は「日本から見たイスラエルは、戦争や紛争のイメージが強いが、日本大使館のあるテルアビブや大学があるエルサレムは平和な日常生活が営まれている。関西外大からぜひとも学生を派遣していただき、イスラエルと日本の国際交流を先導してもらいたい。日本大使館も積極的にサポートします」と約束した。

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