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【金沢工業大学】感動デザイン工学研究所が炭酸飲料を共同研究

[ 2016年5月28日 05:30 ]

 金沢工業大学感動デザイン工学研究所(所長:神宮英夫副学長・心理情報学科教授)は、ハウスウェルネスフーズ株式会社(兵庫県伊丹市)と共同で、スパイスの刺激で眠気をスッキリさせる炭酸飲料「メガシャキ」を摂取した際の気持ちの変化を明らかにする研究に取り組んだ。

 同研究所は「もう一度使ってみたい」「もう一度飲んでみたい」といった、人に感動をもたらす優れた製品開発に企業と共同で取り組んでいる。人が感動したとき、どのような生体反応を示すのか、光トポグラフィーやサーモグラフィー、心電図や筋電計などを用いて数値を測定し、感動の評価システムを確立することで「消費者の心を揺さぶる製品開発」を目指している。

 大学生を対象として「メガシャキ」飲用後の気分を確認したところ、70%以上の人が「気持ちがポジティブになった」と感じていた。メガシャキの特徴である爽快なスパイスの辛味により気持ちの切り替えができたものと考えられる。

 この研究結果をうけ、ハウスウェルネスフーズでは、より気分を高め、やる気を引き出すことのできる飲料の開発に着手。

 「メガシャキ ENERGY SHOCK」と名付けられた新製品は、ジンジャーのピリッとした心地よい刺激とハチミツ風味のやさしい甘さが特長で、6月6日から全国で発売される。

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