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【文京学院大学】「アニメジャパン2016」に今年も出展、成果を発表

[ 2016年3月28日 05:30 ]

日頃の活動成果を発表した文京学院大のアニメジャパン2016実行委員会の学生たち
Photo By スポニチ

 産学官連携をテーマに今月26、27日に東京ビッグサイトで行われた国内最大級のアニメの祭典「アニメジャパン2016」に、今年も文京学院大学(東京都文京区)がブースを出展し、学生たちが日頃の活動成果を発表した。

 今回で10回目の出展となる同大学のテーマは“「学ワリ」~学生だけどワリとやる~”。同大学経営学部2年生の長期フィールドワーク授業の一環として「アニメジャパン2016実行委員会」の学生たちが、学内や外部教育機関、企業・官庁との連携でアニメの制作や、ブースデザインからマーチャンダイジング(MD)プレゼンまで自ら全てをプロデュースした。

 今回、同大学ブースではトルコ共和国ユヌス・エムレ・インスティトゥート東京との事例(トルコ班)、代官山蔦屋書店などとの事例(蔦屋班)、一般社団法人禅トレプレナー協会(禅班)、シグナル・エムディとの事例(シグナル班)、東日本大震災遺児支援プロジェクト「ブレーメンズ」協賛企業との事例(ブレーメンズ班)の5班からそれぞれ1年間の活動成果が発表された。

 中でも、アニメキャラクター「ナスレッディン・ホジャ」を通じて、トルコと日本との“友情の絆”について発表したトルコ班の山田真由さんと元木未希さんの2人は昨年12月に公開されたトルコ・日本合作映画「海難1890」をPRするサイト内で公式ブログを連載。また、125年前に和歌山県串本町でトルコ軍艦エルトゥールル号海難事故が起きた現地に「現場に足を運びたい。自らの目で見て感じ、体験したい」という思いが強くなり、今年2月に同町に足を運んだ。田嶋勝正町長との面会をはじめ、大島小学校の子どもたちとの交流、トルコ記念館やトルコ軍艦遭難慰霊碑なども視察した内容を報告した。「実際に串本町に足を運ぶことで、自分たちの中にある歴史との距離が縮まり、当時の様子を体で感じることができました。ホジャのアニメーションを通じて、両国の友好の歴史を多くの人に知ってもらい、トルコの歴史や文化を紹介するためにトルコの方々や関係者から直接学ぶことで、幅広い方々に知っていただきたい」と活動を通じての成果を発表した。

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