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【テンプル大学】ジャパンキャンパス学部生数が史上初の1000人に

[ 2016年3月25日 05:30 ]

 テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長ブルース・ストロナク/TUJ)の学部生数が、2016年春学期に1000人を記録した。学部生数が1000人に達するのは、1982年の日本校開校以来初めてのことで、過去数年の急速な成長トレンドを反映している。

 過去最多の学部生在籍数を記録したのは、学生募集におけるかつてない成功とそれを支える環境要因によるものとみられる。新たなマーケティング施策や学生募集戦略、また、円安基調が相まって(TUJの授業料は円建てのため外国人学生にとって有利)、学部新入生数が過去3年連続で記録を更新し続けてきた。さらに、今年は秋学期から春学期の学生定着率も約90%に上り、堅調な在籍数の一因となっている。

 文部科学省や日本の大学は、国際リベラルアーツ系の英語で実施される学位取得プログラムの更なる開発の必要性を強調してきている。国際リベラルアーツ教育の重要性が理解されると同時に、国内の高校生や保護者にもTUJがまさにその教育を日本で提供する数少ない大学のひとつだという認識が高まっている(学部生の約40%は日本人)。同時にTUJは日本の高等教育コミュニティにおいても、大学教育の国際化を積極的に促進する姿勢が評価され存在感を高めている。

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