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【聖心女子大学】キャンパス拡充へ隣接する旧JICA跡地を取得

[ 2016年2月17日 05:30 ]

聖心女子学院が取得した旧JICA跡地
Photo By 提供写真

 学校法人聖心女子学院(理事長:宇野三惠子)はこのたび、聖心女子大学(学長:岡崎淑子、東京都渋谷区)キャンパスに隣接する国有財産(土地・建物)を取得する契約を2016年1月29日付で締結した。

 この場所は、地下鉄広尾駅に設置される新出入口の目の前に位置し、独立行政法人国際協力機構(JICA)が広尾センター(地球ひろば)として2012年9月まで所有していたもの。今後は、取得した建物を「聖心グローバル・プラザ(仮称)」として、聖心が使命に掲げる「グローバルな視点で物事を捉えて行動できる賢明な女性の育成」のための戦略的拠点とする。

 これまで、卒業生約50人が青年海外協力隊員として国際協力活動に参加するなど、同大とは深い関係がある。建物の入口右側には、青年海外協力隊の慰霊碑も存置されており、大学では「多くの方々のその志を大切にしていきたい」としている。

 グローバルな女性育成のため「グローバル共生研究所(仮称)」を設置。内外の組織・団体と協力して国際交流、国際協力に関する新しいコース、プログラムを開設するとともに、聖心の中高姉妹校が推進しているグローバル人材育成のプロジェクトとも連携し、その成果を積極的に発信することを目指す。

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