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【立命館大学】映像学部生制作オムニバス映画がデルタ航空で機内上映

[ 2016年1月18日 05:30 ]

 立命館大学映像学部の学生が制作したオムニバス映画作品が、デルタ航空のエグゼクティブクラスで2016年3月から1年間、機内上映プログラムにラインアップされることが決定した。

 この作品は、11年度から12年度にかけて同大の客員教授を務める映画監督・中島貞夫氏の監修の下、「映像制作論」の授業の一環で、全行程を学生が制作したオムニバス映画「嵐電の街、ひと模様」。

 映像学部では、日本の大学では唯一、世界最大級の映像見本市「香港フィルマート」に出展し、学生が自ら制作した作品を世界中から集まるバイヤーを対象に販売交渉する取り組みを行っている。15年3月に香港フィルマートに出展したこの作品が、飛行機内で上映する映画を販売する香港の企業「Encore Inflight Limited(以下、アンコール社)」のバイヤーの目にとまり、15年11月に同社とのコンテンツ販売に関した販売代理契約の締結に至った。

 その後、アンコール社が、各国航空会社との交渉を進め、このたび、旅客運送数および旅客キロ数で世界最大級のデルタ航空のエグゼクティブクラスの機内上映プログラムにラインアップされることが決定した。アンコール社からは、作品としてのクオリティーの高さや学生の熱い思いが評価されているとともに、未来の映画界を担う若者への期待も寄せられており、今後も他社での上映も検討されている。

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