×

大学Information

【武蔵野大学】障がい者スポーツイベントを主催、参加者は大満足

[ 2015年12月26日 05:30 ]

シッティングバレボールを体験する参加者たち
Photo By スポニチ

 東京都江東区民向けの障がい者スポーツ普及イベント「体験しよう!障がい者スポーツチャレンジ2015 in KOTO」が26日、同区有明スポーツセンターで行われた。
 同イベントは同区内に有明キャンパスを持つ武蔵野大学のスポーツマネジメントゼミの学生たちが主催・運営したもので、障がい者スポーツの体験や選手との交流を通し、障がいと障がい者スポーツに対する理解を深めることを目的に初開催。パラリンピックへの注目度が高まる中、ゴールボールやシッティングバレーボール、車椅子バスケットボールの体験のほか、現在ドイツの車椅子バスケットボールリーグでプロ選手としてプレーする日本代表の香西宏昭選手らが参加してのパネルディスカッションも行われた。

 リオ出場権を獲得し、日本代表のエースとしての活躍が期待される香西選手は「リオ出場権は獲得しましたが、まだスタート地点に立ち、権利を得ただけです。日本は6位以上を目標としていますが、そこに自分が選ばれるようにドイツで、日本でしっかりと練習していきたい」とリオへの意気込みを語った。

 イベントの開催にあたり初代ゼミ長を務めた4年生の佐藤なつきさんは「今回のイベントを行うきっかけは昨年10月に区が行った公聴会「聞かせて、あなたのオリンピック・パラリンピック」でした。その後、スポーツ、地域(江東区)、2020年以降につながるもの、自分たちができることをキーワードに自分たちで企画を練り実現できました。このイベントを通じて、少しでも多くの方々に障がい者スポーツへの理解が深まり、2020年以降のバリアフリーの社会実現につながればと思います」とあいさつし、今後の活動を後輩に託した。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る