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【北里大学】共同研究Gがインフル肺炎を抑える仕組み発見

[ 2015年12月4日 05:30 ]

 北里大学メディカルセンター(埼玉県北本市)の研究グループはこのたび、佐賀大学医学部、鹿児島大学医学部の研究グループと共同で、免疫細胞の中に存在するCARD9という分子が、重篤なインフルエンザ肺炎の発症に関与し、CARD9を欠損したマウスではウイルスに対する防御力は正常である一方で、肺炎の症状のみが軽減し、マウスの死亡率が大きく改善することを明らかにした。

 本研究成果は、重篤なインフルエンザ肺炎の治療法開発につながるものと期待され、その内容は今月2日午前10時(英国時間)に英国総合科学雑誌「Scientific Reports」に掲載された。

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