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【文教大学】健康栄養学部生がハラールレシピの開発協力

[ 2015年11月26日 05:30 ]

笠岡ゼミ考案の「鰹のガーリックステーキ」
Photo By 提供写真

 文教大学健康栄養学部(神奈川県茅ケ崎市)の笠岡誠一ゼミナールがレシピの開発協力をした、イスラム法で合法な食事「ハラール」のレシピ検索サイト「HALAL RECIPES JAPAN」が11月25日に公開された。

 「HALAL RECIPES JAPAN」は株式会社伝が運営する、日本で初めて全レシピ豚肉・アルコール成分抜きの無料レシピ情報サイトで、在日ムスリムに日本の家庭料理をご自身で楽しめるようになってほしいという目的で作られた。

 笠岡教授は、過去にアメリカン・ムスリムと同居したことをきっかけに、ハラールの研究に従事していることから、伝の代表取締役稗田氏より依頼を受け、今回、笠岡教授のもとで学んでいる健康栄養学部生が開発協力した。

 笠岡ゼミが考案したメニューは、「鰹のガーリックステーキ」や「手作りどら焼き」「シーフードお好み焼き」など、家庭料理からスイーツまで40種類以上に及び、その多くがハラールだけでなく、卵や小麦のアレルギーにも対応したレシピとなっている。また、旬の素材の味を大切にし、化学調味料や食品添加物は使わないように工夫している。ムスリムが安心して食べられるだけでなく、ムスリム以外でもおいしく食べられ、健康に配慮したレシピを開発した。

 笠岡ゼミ考案のメニューは全てサイトで見ることができ、今後も公開レシピ数は順次増やしていく予定。

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