【京都産業大学】むすびわざ館ギャラリーで「図書館所蔵　優品展」

　京都産業大学むすびわざ館ギャラリーでは「京都産業大学図書館所蔵　優品展」を１２月１２日まで開催中。初公開資料を含む貴重資料を展示している。また開催に伴い、同大名誉教授の所功氏による講演会「賀茂文化の成立と展開―カモの『むすびわざ』再発見―」を今月２８日に行う。

　２０１５年（平２７）、京都産業大学は創立５０周年を迎えた。現在、これを記念して、むすびわざ館ギャラリーと図書館の合同企画による優品展を開催している。

　今回の展示では、図書館が所蔵する資料の中から、初代総長荒木俊馬が宇宙物理学者であったことにちなみ、天文関係の貴重な洋書を公開。また、大学が所在する京都ならびに賀茂の地に関する歴史的な資料なども展示している。

　コペルニクス著「天球の回転について」（通期）など、同大では初公開の資料を含む貴重な資料に触れられる機会となっている。