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【追手門学院大学】笑いを学問的追究、日本初の「笑学研究所」設立

[ 2015年10月10日 05:30 ]

 追手門学院大学(大阪府茨木市/学長:坂井東洋男)は今月1日、創立50周年記念事業の一環として「笑学(しょうがく)研究所」を設立した。これは、笑いとユーモアの文化に関する研究や、笑いを活用した教育プログラムの研究および実施、コミュニケーション能力の育成などを行うもの。研究と活動を通して、人生の楽しさと人間の幸福に貢献することを目指す。11月26日には、同大で設立記念シンポジウムを開催する。

 8日の記者発表会には、大阪の観光名所である通天閣から、幸運の神様ビリケンさんも出席した。

 「笑学」とは、笑いと知の融合を目指す総合的な学問研究であり、冒険的な学への挑戦という意味が込められている。現代の社会変化、国際化のなかで、人とのコミュニケーションや自己表現のための能力は必要不可欠。大学にはコミュニケーション力、人間関係能力、プレゼン能力の育成が要請されている。同研究所では「笑い」「ユーモア」「大阪文化」「上方芸能」「放送演芸」「大阪弁」「人間関係」「自己表現」「コミュニケーション」をキーワードに、ぎくしゃくした人間関係を解きほぐし、コミュニケーションを豊かにするための有力な手段としての笑わせる能力や技能の分析研究を進めていく。

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