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【学習院大学】史料館が12月5日まで教科書彩るコレクション展

[ 2015年10月6日 05:30 ]

 学習院大学史料館(東京都豊島区)は今月3日から12月5日まで「名品続々!教科書を彩る学習院コレクション展」を開催する。これは、同館の開館40周年を記念して開かれるもので、教科書に登場する著名な作品や人物に関連した貴重な資料が展示される。また、15~30日は、ミニ展示「生誕百年記念小平邦彦―代数幾何学の巨人」も開催。日本人として初めてフィールズ賞を受賞した小平邦彦に関する多様な資料を展示する。

 学習院大学史料館は、史料の収蔵、整理・保存と公開を行うことを目的として、1975(昭和50)年2月に開館した。

 皇族や華族関係の資料だけではなく、江戸時代の一揆に関する古文書や、学習院が歴史教育のため戦前に使用していた標本資料、かつて学習院で教べんを執っていた学者たちの遺愛品など、多岐にわたる資料を所蔵しており、総件数はおよそ14万件を数える。

 今回の展示では館員がそれぞれ教科書に登場する作品や人物に関連した資料を選び、公開する。「学習院にこんなものがあったんだ!」という発見と同時に、「これ教科書で見たことがある!」ともう一度学ぶことを楽しんでもらえるようになっている。

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