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【大妻女子大学】創立者大妻コタカの出身地・広島県世羅町を応援

[ 2015年9月24日 05:30 ]

創立者生家を使った食事処「ごもくめし」
Photo By 提供写真

 学校法人大妻学院(花村邦昭理事長)では、創立者・大妻コタカの出身地で生家が残る広島県世羅町(旧甲山町)を応援するための活動に取り組んでいる。例えば、同大の教職員は「世羅町ふるさと納税」制度を使って寄付を行っているほか、同大千代田キャンパスの学生食堂「KOTACAFE(コタカフェ)」では、世羅の米を使った冷麺やまぜそばを販売するといった間接的な支援も行っている。

 大妻コタカ(1884―1970)は2002年、これまで取り組んできた女子教育や世羅町の子女育成などの功績が顕彰され、同町の名誉町民に。毎年、世羅町立甲山中学校では修学旅行の際、同大千代田キャンパスを訪れるなどの交流が続いている。

 生家は、旧甲山町久恵(くえ)地区にあったが、1959年三川ダム建設に伴い、現在の神農湖畔に移築された。現在は食事処「久恵風穴の里 ごもくめし」として利用され、店内には大妻コタカの資料コーナーも設けるとともに、定期的に音楽コンサートを開くといった活用もされている。

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