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【京都外国語大学】岡本太郎作品を見ながら食事を楽しめる学生食堂

[ 2015年9月3日 05:30 ]

岡本太郎の作品「眼と眼(EYES)~コミュニケーション~」
Photo By 提供写真

 京都外国語大学・京都外国語短期大学の学生食堂「カフェタロー」には、日本を代表する芸術家の一人、岡本太郎の陶板レリーフ壁画「眼と眼(EYES)~コミュニケーション~」が壁一面に飾られている。これは1980年に同大学のために制作されたもので、同大学の森田嘉一理事長・総長の熱意と岡本の同大学に対する深い理解によって実現した。世界的アーティストのエネルギーあふれる作品を肌で感じながら、友と語らえる格好の憩いの場となっている。

 「カフェタロー」の巨大な陶板レリーフ壁画は、向かい合った2人が言葉よりも先に眼と眼でコミュニケーションを交わす様子を表している。この圧倒的な存在感を放つ作品を制作したのは、1970年の大阪万博で「太陽の塔」を設計したほか、「芸術は爆発だ!」の言葉でも有名な天才芸術家・岡本太郎。同大学50周年記念誌には、実際に作品を作っている様子が掲載されている。

 キャンパスにはこの陶板画以外にも、中庭に作品「誇」があり、芸術のみならず、さまざまなことへのコミュニケーションの心が息づいている。

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