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【大東文化大学】DNPメディアクリエイトと防災教育教材開発

[ 2015年7月9日 05:30 ]

前列左から大東文化大学・山口由二環境創造学部長、DNPメディアクリエイト・原慎一第2企画本部長,大東文化大学環境創造学部の飯塚裕介氏、DNPメディアクリエイト・佐々木誠取締役執行役員,大東文化大学・太田政男学長、後列は飯塚ゼミの学生
Photo By 提供写真

 学校法人大東文化学園(理事長:大橋英五)と株式会社DNPメディアクリエイト(代表取締役社長:浅羽信行)は、防災教育教材の開発に関する産学共同研究契約を締結。これに伴い、大東文化大学環境創造学部飯塚裕介ゼミと同社第2企画本部は、2015年4月から2年間の計画で、災害図上訓練ゲームの開発プロジェクトを開始した。ゲーム形式で手軽に楽しみながら、防災について学習できるツールを制作する。

 災害図上訓練とは、地域で大きな災害が発生する事態を想定し、机上で危険予測や対処方法の検討を行う防災訓練のこと。ロールプレーイング型、ワークショップ型(DIG等)、防災ゲーム(クロスロード等)などさまざまな手法があり、学校や地域における防災教育、自治体など防災関係機関の訓練に取り入れられている。

 飯塚ゼミは、建築学をベースに都市活動の時空間分布の解析や災害リスク評価、防災教育の研究などに取り組んでいる。このたび、同ゼミは防災学習ツールを開発することとなった。2015年はプロトタイプを開発し、16年にはツールを完成して、大学生や地域住民を対象とした実証実験を行う予定。

 大東文化学園とDNPメディアクリエイトの両者は、この研究で得られた成果により,学習者の能動的な学習姿勢を引き出す新たな防災教育教材の製品化につなげることを目指す。

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