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【関東学院大学】生ごみ処理機“キエーロ”を葉山町に寄贈

[ 2015年6月2日 05:30 ]

生ごみ処理機キエーロを制作する関東学院大学の学生たち
Photo By 提供写真

 関東学院大学(本部:横浜市金沢区/学長:規矩大義)は、学生たちが製作した生ごみ処理機「キエーロ」を神奈川県葉山町に寄贈。11日に、教職員が葉山町一色の葉山しおさい公園を訪問し、設置する。

 キエーロとは、葉山町在住の元パイロット、松本信夫さんが考案した土を利用した生ごみ処理機。土中の微生物がごみを分解し、臭いや虫が発生しにくいことなどから、葉山町をはじめとする地方自治体が各家庭への導入を推奨している。関東学院大学では、昨年11月に松尾崇鎌倉市長、平井竜一逗子市長、山梨崇仁葉山町長が来校し、廃棄物処理に関わるシンポジウムを開催して以来、キエーロの普及推進に取り組んできた。

 今年2月に、関東学院大学の学生11人が、10台のキエーロを製作。そのうちの一部は、学生寮や学院内の認定こども園などで使用されている。今回は、葉山町が推進する廃棄物削減などの施策を支援するとともに、公園を訪れる人にキエーロの有用性などをPRする目的で、学生が製作したキエーロのうち1台を寄贈する。

 当日は、関東学院大学から小山嚴也副学長らが葉山しおさい公園を訪問し、キエーロを設置。また、葉山町からは山梨町長が出席する。葉山町では、町役場以外の出先機関にもキエーロを順次導入していく予定。

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