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【明治大学】米沢嘉博記念図書館で「没後20年展 三原順復活祭」開催

[ 2015年2月5日 05:30 ]

 明治大学米沢嘉博記念図書館(東京都千代田区)では、1995年に早逝したマンガ家・三原順の没後20年を記念して、「没後20年展 三原順復活祭」を2月6日~5月31日、展示内容を4期に分けて開催する(入場無料)。

 1970年代から80年代にかけて、「はみだしっ子」を筆頭にその作品が熱狂的に支持されたマンガ家、三原順。1995年3月、42歳で病没した直後は、それほど大きく取り上げられたわけではなかった。しかし、マンガ情報誌で何度も追悼特集が組まれ、ネット上や同人誌でファンたちに熱く語り続けられると作品復刻を求める活動に結びつき、文庫本や復刊本、豪華本の出版などの成果を生みだしてきた。

 三原の思索の深さ、児童の虐待、原発問題など、今考えるべきさまざまな問題への尖鋭的な取り組み。没後20年20冊目の文庫が刊行されるこの期に、今こそ触れてほしいその作品像に迫る。

 会期中は未公開の原画など総数約250点や、書籍、付録、愛用品ほか、貴重な資料を多数展示し、関連イベントも開催する。

■展示構成・概要
・第1期:2月6日~3月2日 グレアムと「はみだしっ子」特集
・第2期:3月6日~4月6日 アンジーと初期短編特集
・第3期:4月10~29日 サーニンと「ルーとソロモン」ほか
・第4期:5月1~31日 マックスと「X Day」ほか後期作品特集
・会場:明治大学米沢嘉博記念図書館1F展示コーナー(東京都千代田区猿楽町1-7-1)
・開館時間:月・金14:00~20:00、土・日・祝12:00~18:00※休館日は毎週火、水、木(祝日開館)
・主催:明治大学米沢嘉博記念図書館 電話03(3296)4554
・企画協力:鈴木俊裕、白泉社、主婦と生活社、藤本由香里(明治大学国際日本学部教授)

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