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【武蔵野大学】東京五輪特別講演会開く、役割大きいボランティアの力

[ 2015年1月29日 05:30 ]

武蔵野大学で行われた特別講演会「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて」
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 来年度から東京オリンピックに関する授業を開講し、ボランティアに参加する学生を育成する取り組みを行う武蔵野大学(東京都江東区、寺崎修学長)が23日、その取り組みの第1歩として特別講演会「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて」を有明キャンパスで開催した。

 有明エリアは約20競技の会場予定地となっており、日本オリンピック・アカデミー副会長で、日本オリンピック委員会理事の藤原庸介氏と、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会チーフ・コンプライアンス・オフィサー、総務局長の雜賀(さいか)真氏がゲストとして登壇。藤原氏は「ロンドン、北京での実例を踏まえたオリンピック効果」について講演し、「選手、メディア、ボランティアを含めて北京で約10万人、ロンドンで約7万人と多くの人がオリンピック、パラリンピックに関わりました。2020年大会は約10万人規模と予想されており、その中でも学生ボランティアの役割がとても大きい」と話した。

 一方で16、20年の招致活動に関わった雜賀氏は「20年東京オリンピック・パラリンピックがどんな大会になるか」をテーマに講演。「東京の招致が決まった理由として3・11東日本大震災があり、国民の力、結束力を活動の中で感じました。2020年には訪日外国人旅行者数が2000万人の突破を目標にしています。東京オリンピック・パラリンピックの開催までの5年半、世界の注目が日本に集まります。学生の皆さんにも参加していただき、オールジャパンの力でオリンピック・パラリンピックを成功させたいですね」と来場者に話した。

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