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【関東学院大学】地元NPOと追浜 谷戸・空き家プロジェクトが始動

[ 2015年1月26日 05:30 ]

改修予定の住宅
Photo By 提供写真

 関東学院大学(本部:横浜市金沢区/学長:規矩大義)の学生たちが、地元工務店などの協力を得て、横須賀市追浜の谷戸地域にある空き家のリノベーションに取り組む。リノベーションされた住宅は、4月から学生3人がシェアハウスとして活用するとともに、学生が地元NPO法人などと連携しながら地域イベントへの積極的な参加を予定している。

 この取り組みは、4年生の学生2人の「キャンパス近隣にある空き家を活用できないか?」というアイデアからスタートしたもので、学生たちは追浜地域をくまなく歩きながら空き家の現状を調査するなどした。調査の中で出会った空き家の所有者と交渉を重ね、自分たちで住宅をリノベーションし、シェアハウスとして活用することが決定。改修作業は、関東学院大学の人間環境デザイン学科の教員らが指導するとともに、地元工務店が作業指導に参加しながら進められる。

 今回の取り組みは、これらの地域課題解決に向けた取り組みの一環として行われるため、改修作業などに必要な費用の一部は、横須賀市からの補助が決定されている。また、4月から住宅をシェアする学生たちは、まちづくり活動に取り組むNPO法人アクションおっぱまと共同して、地域イベントにも積極的に参加する予定。高齢化が進む地域の活動に若年層の参加性を高めることでの地域活性化にも挑戦する。

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