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【東洋大学】「第28回現代学生百人一首」の入選作品を発表

[ 2015年1月15日 05:30 ]

 東洋大学が全国の生徒・学生から募集する「現代学生百人一首」の入選100首および小学生の部10首が決定した。今年の応募総数は5万4850首と、多くの作品が寄せられた。このコンクールは今年で28回目。

 今年も、若者たちが自分の身近な生活を見つめ、そこから湧き出る想いを読み込んだ部活や勉強、将来の進路に関する歌のほか、自分を取り巻く家族や友人への、普段なかなか口に出せない感謝の思いを込めた歌が数多く寄せられた。

 また、スマートフォンやアプリ、SNSを題材にした歌が目立ち、コミュニケーションツールのあり方の変化が表れたほか、日本人3人のノーベル物理学賞受賞など2014年らしい世相を表した歌も見受けられた。

・第28回の特徴

≪メディアから生まれた流行語≫
 「ダメよ~ダメダメ」「ありのままで」「壁ドン」などメディアから生まれた流行語を取り入れた作品が数多く寄せられた。流行語を上手に用い、身近な家族や友達に対する想い、やり取りをユニークに表現している歌が数多く見受けられ、2014年度は、マスメディアからの影響が色濃く表れていた。

≪スマホ、アプリ、SNS≫
 昨年に引き続きスマートフォン、アプリ、SNSについて詠った作品が数多く寄せられた。SNSによる既読機能が友人関係にもたらす影響やその不安を詠った作品がある一方で、遠方にいる家族や友人と連絡がとれるありがたみを表現した作品も見受けられた。

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