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【法政大学】創立者ゆかりの大分県杵築産茶葉の緑茶飲料販売

[ 2017年5月24日 05:30 ]

「ほうせい茶」の製品写真
Photo By 提供写真

 学校法人法政大学(総長:田中優子)の子会社である株式会社エイチ・ユー(社長:田中修司)は、法政大学大分県杵築産茶葉を使用し、同大経営学部の木村純子教授ゼミナールとともに製品開発を行った大学ブランド茶「ほうせい茶」の販売を開始した。

 「ほうせい茶」は、大学創立者である金丸鉄(まがね)・伊藤修が大分県杵築市の出身であることから、大分県杵築市の生産組合「きつき茶生産組合」から原料となる茶葉の提供を受けているのが特徴。

 製品化にあたっては、経営学部でマーケティングを学んでいる木村ゼミが商品名やパッケージのデザイン、さらにドリンクサンプルからの選定などに協力し、今後は販促企画やマーケティングについても共同で行っていく予定。

 本製品は主たる購買層を法政大学生と想定し、木村ゼミの学生たちがパッケージデザインや製品戦略を検討。ゼミ生以外からもアイデアを豊富に取り入れ、法政大学と杵築のつながりや愛校心の醸成、さらに大学生活の身近な存在となるお茶にしたいという思いが込められている。またパッケージにはメッセージを書き込めるスペースを作るなど、学生ならではの視点が反映されているほか、若い世代に好まれる「すっきりした後味」となっている。

 製品開発には、木村ゼミの研究テーマである「地理的表示法」や「農産物マーケティング」「地域活性化」などとも合致する点が多く、学生たちは「既存の緑茶飲料に比べどう価値を与えるか」「誰にでも受け入れられる製品にするには」といった課題に手ごたえを感じながら取り組んだ。今後は「継続して愛される製品にしたい」「ファンを作り法大生の文化にしていきたい」と、新たな目標に向けた研究を進めている。

 今後、キャンパス内の売店や自動販売機を中心として、靖国通り一口坂交差点前の市ケ谷キャンパス一口坂校舎内「情報発信スペース」などでも販売予定。

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