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【白鴎大学】教育学部のゼミが学校感染症予防カレンダー作製

[ 2017年3月10日 05:30 ]

作製されたカレンダー
Photo By 提供写真

 白鴎大学(栃木県小山市/学長:奥島孝康)教育学部の岡田晴恵ゼミナールの学生12人はこのたび、「うつる病気のひみつがわかるカレンダー」を作製した。これは、子どもたちへの感染症予防教育に少しでも役立ててもらおうと製作されたもの。完成した700部のカレンダーは、地域の保育園や幼稚園、小中学校に3月中旬から順次無料配布する。なお、カレンダーは学校現場に合わせ4月始まりとなっている。

 このカレンダーは、岡田教授の「学校感染症の健康・保健教育法」ゼミナールの学生が製作したもので、今年初めて行われた取り組み。

 カレンダーに描かれているイラストは、子どもたちでもわかりやすく学べるように工夫し、ゼミ生が自らデザイン。月ごとに感染症を1つ紹介し、その症状と予防策が書かれている。またその月の裏面には、より詳しい解説が記されている。

 同学部では、専門特講科目として「学校感染症の対処法」を開講。感染免疫学を専門とする岡田教授のゼミナールでは、さらにその研究を深めている。同大では、将来、小中学校や幼稚園の教員、保育士をめざす学生が、感染症に対する正しい知識と、対策や予防法を学び、教育や保育現場で力を発揮できるよう期待している。

 カレンダーは、教育支援事業「スクールサポート」を実施している小山市、下野市、古河市、結城市の小中学校や実習先の幼稚園や保育園を中心に無料配布する。

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