【札幌大学】北海道議会と包括連携協定を締結

　札幌大学・札幌大学女子短期大学部と北海道議会はこのたび、包括連携協定を締結する。これは、地域社会が抱えるさまざまな課題の解決や魅力ある地域づくり、それらに寄与する人材育成などの面において相互に協力し、貢献することを目的としたもの。締結に伴い、１月１１日に調印式を開催。なお、北海道議会が大学等と包括連携協定を締結するのは今回が初となる。

　札幌大学は地域に根ざした大学として、北海道内の各市町村から首長を招き、学生と地域住民を対象とした「北海道市町村長リレー講座」を平成１８年度から開催してきた。また、近年は美唄市をはじめ、厚真町や新得町など道内地方自治体との連携事業も積極的に実施している。

　これまで、同大は北海道の各地域とつながりを持ちながら教育活動を展開してきたことから、道政に関わるさまざまな案件に取り組む北海道議会と、北海道のさらなる発展を目指して包括連携協定を締結することとなった。

　この協定により、道議会が取り組む地域の課題解決に札幌大学が有するさまざまな知見を生かすとともに、同大で学ぶ学生たちが地方政治と地域の課題について興味関心を深める機会となることも期待される。

　同大は北海道議会と連携し、地域の課題に主体的に取り組み、北海道の未来を担おうとする人材の育成に、これからも取り組んでいく。