×

大学Information

【全国外大連合】冬季アジア札幌大会に通訳ボランティアとして参加

[ 2017年3月8日 05:30 ]

通訳ボランティアとして参加した学生
Photo By スポニチ

 全国外大連合(関西外国語大、神田外語大、京都外国語大、神戸市外国語大、長崎外国語大、名古屋外国語大)に所属する学生86人が、2017冬季アジア札幌大会(2月19〜26日)に通訳ボランティアとして参加。各国チームの通訳、運営局のサポート、選手たちのケアなど幅広い業務を行った。スポーツイベントでの合同支援は、同連合が14年6月に発足してから初めて。

 全国外大連合は、世界諸地域の言語や文化、社会に関する専門学術を研究し、国際社会の一員として世界に貢献する人材を育成することを基本理念に結成。7大学で27の専攻言語を有する外語大ならではの強みを生かし、今後日本での開催が予定される世界競技大会や各種国際会議などでボランティアリーダーを育てる活動を推進していく。

 韓国チーム付きの通訳として参加した神田外大国際コミュニケーション学部の須藤一流さん(3年)は、食事や洗濯、交通手段の手配など選手団の生活全般をサポート。「言葉だけではなく、韓国の文化や生活習慣を理解しておくことが大切。選手たちに最高のパフォーマンスを発揮してもらえるよう調整することが一番のやりがいになりました」という。そんな思いが通じたのか、韓国は歴代最高となる50個のメダルを獲得。総合2位と大健闘した。同大会組織委員会ボランティア係長の小野寺智哉さんは「学生の皆さんは期待に十分応えてくれました。今後もいろいろな場面で経験を積んで、活躍の場を広げていってほしい」と話していた。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る