【聖徳大学】オープン・アカデミーが「音楽学部チャリティコンサート」

　聖徳大学オープン・アカデミー（ＳＯＡ）は３月４日に、震災復興支援「チャリティ講演会」および「音楽学部チャリティコンサート」を開催する。これは、東日本大震災からまもなく６年がたつこの時期に、記憶を風化させることなく、被災地のいまを伝え、これから何をすべきかを共に考え、音楽に乗せて復興への祈りを捧げる機会とするために行われる。なお募金は復興支援として福島県の担当部局に届けられる。入場無料、要事前申し込み（定員１５０人）。

　今回の東日本大震災復興支援企画は２部構成となっており、第１部は詩人の和合亮一氏が「福島から言葉の橋をかけたい〜震災からの日々をめぐって」と題して講演。和合氏が執筆活動のほか、被災者へのインタビューや講演会などさまざまな活動をしてきた中で、変わったこと、変わらないこと、変えてはいけないこと、福島のいまを伝えるために、どのような取り組みをしてきたか、これから何をすべきかについて語る。

　第２部は聖徳大学音楽学部によるミニ・コンサート「チカラコトバ〜鎮魂の祈り、復興への希望〜」を開催する。今回は、和合氏の「詩の磔」をもとに作曲された「つぶてソング」を中心に演奏。明るい未来に向かい、寄り添う気持ちを大切に、力強い「言葉」の力で伝えていく。