【国学院大】「渋谷学生ボランティアガイド」養成イベントを開催

国学院大渋谷キャンパスで「渋谷学生ボランティアガイド」養成イベント
Photo By スポニチ

　国学院大はこのほど東京・渋谷の同大キャンパスで「渋谷学生ボランティアガイド」養成イベントを開催した。この企画は昨年１０月に長谷部健渋谷区長（４４）への施策提案プレゼンテーションで学生が提案し「区長賞」を受賞したもの。２０２０年東京五輪・パラリンピックで多数の来訪者を迎えることを見据え、同大では「文化」や「多様性」を発信できるボランティアの育成を目指している。

　イベントには同大をはじめ渋谷区内の大学に通う３６人が参加した。渋谷氷川神社では境内で車いすを用い“参拝”。多様な参拝者をいかにサポートできるか学び、体感した。さらに文化の違いについての講義を受け、訪日外国人を案内するプランについてワークショップで意見を出し合うなど約３時間に及ぶ充実したイベントとなった。イベントに参加した国学院大文学部３年の永井伶奈さんは「普段の生活では気づかないような車いすに乗った人や海外から来た人の視点に立って考えることができて、良い勉強になった」と体験を振り返った。今後は他大学とも連携を図り、活動を継続していく。