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【滋賀県立大学】彦根市と共同で「逓信サロン」開設、地(知)の拠点整備

[ 2016年12月19日 05:30 ]

 滋賀県立大学と滋賀県彦根市はこのたび、共同で「逓信(ていしん)サロン」を開設した。これは、生きづらさを抱える若者が一歩を踏み出すための居場所としてオープンしたもので、「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の公募型地域課題研究の一環として実現。開設期間は11月10日から2017年3月31日まで。

 「人とのコミュニケーションが苦手」「働きたいけど何からしていいかわからない」など、生きづらさをかかえている若者は今日少なくない。また、9月に内閣府が実施した「若者の生活に関する調査」においては、「ひきこもり」の若者は、全国に54万1000人いるとされている。

 開設した「逓信サロン」では、若者同士での交流や地域活動への参画・交流などを通して社会関係を広げるとともに、自らの進路を考えていくサポートを行う。

 また、今回の研究事業としてのサロンでの取り組みをもとに、今後の若者支援の方向性を明らかにしていきたいと考えている。

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