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【武蔵野大学】ボッチャ体験会など障がい者スポーツチャレンジ開催

[ 2016年12月18日 05:30 ]

ボッチャ競技を体験する参加者たち
Photo By スポニチ

 武蔵野大学スポーツマネジメントゼミが主催する「障がい者スポーツチャレンジ2016inKOTO〜2020年東京オリンピック・パラリンピックを一緒に応援しよう!〜」が18日、東京・有明スポーツセンターで行われた。

 2〜4年生が学部横断でスポーツマネジメントを実習中心に学ぶ同ゼミが「スポーツ」「地域(江東区)」「2020年に繋がるもの」「自分たちができること」をキーワードにイベントを企画・立案し、昨年に引き続き、今回で2回目の開催となった。ゲストとして、リオ・パラリンピックのボッチャ団体・日本代表チームで銀メダルを獲得した廣瀬隆喜選手(32)のほか、同・パワーリフティングで5位入賞の三浦浩選手(52)、北京、ロンドン五輪で新体操日本代表として出場経験を持つ田中琴乃さん(25)が出演した。

 廣瀬選手はボッチャ体験会で参加者に対して、競技ルールの説明やデモを行い、リオでメダルを獲得したボッチャの楽しさをわかりやすく紹介。

 その後、行われたパネルディスカッションで廣瀬選手は「2020年は選手として出場したいし、リオ以上の結果を残したい」と、東京パラリンピック出場に向けて早くも意欲を見せた。三浦選手も「障がい者スポーツだけでなく、障がいについても理解してもらうことが重要」と、事故で車いす生活を余儀なくされ、パラ・パワーリフティングを始めた自身の体験談などを話した。

 オリンピアンとして登場した田中さんは「スポーツを通じて学んだ諦めない気持ちを子どもたちに伝える活動をやっていきたい」と、スポーツが持つ力について熱く話した。

 イベント終了後、企画・運営を行った同ゼミの小林史乃さんは「今年は、障がいを持った方々にスポーツを体験してもらい、地元の小学生の皆さんに知ってもらうことを目標としていましたが、ほぼ目標を達成できたのではないかと思います。これから、江東区がさらにダイバーシティで理解のある街になる様、自分たちにできることを模索していきたいです」と感想を話した。

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